第4回人事研究会を実施いたしました。
4月28日に、第4回人事研究会「石巻のフィッシャーマンに学ぶ若者とのつながり方」を実施いたしました。
※2021年度最後の人事研究会企画として3月に実施予定でしたが、3月の地震の影響で4月に延期して実施いたしました。
当日はリアルとオンラインのハイブリットで実施し、合わせて約30人が参加してくださいました。
まずは、これまで大学生向け実践型インターンシップを通して水産業界と多くの若者をつないでいる一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンの事例紹介を、事務局長代理の松本裕也さんにしていただきました。
フィッシャーマン・ジャパンの実践型インターンシップは2017年から始まり、100人を超える若者と地元企業をつなげています。
なぜ、こんなに若者と地域をつなぐことができているのか?どんな仕組みなのか?何が重要なのか?など、若手人材と地域をつなげる様々なヒントを松本さんの事例共有から得ることができました!
その中でも、「参加する学生にやる意味を感じてもらう」「プログラムの難易度は実際に従業員にお願いする時と同じ」「フィードバックをしっかりする(優しいだけではダメ)」など、学生と本気で、真剣に向き合う姿勢をとても大事にしていると感じました。
その後、松本さん、元インターン生、インターン終了後に石巻の企業に就職した方に登壇していただき、トークセッションを行いました。
体験したインターンシップの内容やプログラムをひっくり返すような想定外の出来事、それぞれがインターンシップに参加した背景など、参考になるお話を聞くことができました。また、「企業へ深く刺さる」という体験が、将来を改めて考えるきっかけにもなっているということが印象的でした。
登壇者だけでなく、会場内を縦横無尽に巻き込んだトークセッションになり、とても楽しく学びの多い場になりました。
今後、水産業だけでなく、石巻の様々な産業と若者をつなぎ、盛り上げていくための仕組みづくりを皆さんと実現していきたいと思います。
【参考】フィッシャーマン・ジャパンHP:https://fishermanjapan.com/